卒業生の声

卒業生は、さまざまな現場で活躍しています

新しい社会・地域の実態をふまえて

幼保一元化という国の施策により、平成27年度から、子ども子育て支援制度が始まりました。平成29年3月には、幼稚園教育要領、保育所保育指針、幼保連携型認定こども園教育・保育要領が改訂されました。それら3つの施設での共通性と幼児教育としての「学び」を援助するあり方を明確にしたものです。
現在、幼保一体型の新たな保育施設において、保育士と幼稚園教諭の両方の資格を有する「保育教諭」が必要とされています。
本校では、保育士資格の取得と同時に、短期大学(通信教育)の課程を履修することにより、2年間の学習で「保育教諭」を目指すことができます。幼児教育(保育)の大切さを理解し、社会に貢献できる人材を育成しています。

平成14年度 幼児指導者養成学科卒
学校法人湖東学園 幼保連携型認定こども園にしばる勤務
早川 沙織さん(市立必由館高校出身)

私は、幼いころから子どもが大好きで、保育士をめざしていました。湖東カレッジで多くの実習をしていく中で、たくさんの子どもたちと触れ合う楽しさを味わい、目標となる先生方にも出会いました。そして、保育の現場に就き、16年が過ぎました。行事やさまざまな活動の中では、日々成長する子どもたちの姿を見ることができ、また、子どもならではの発想や想像力の豊かさに刺激され、自分の考えも広がり、やりがいのある仕事だと感じています。子どもたちが毎日楽しいと思えるよう努めていき、また自分自身も楽しみながら保育をすることで、この職業の良さに気づくことが出来ると思います。自分の持っている個性を十分に活かせる職業なので、皆さんも夢を実現できるよう頑張ってほしいと思います。

平成28年度 幼児指導者養成学科卒
報徳保育園勤務
本田 麗愛さん(熊本国府高校出身)

私は保育士になるのが幼い頃からの夢でした。高校生の時、専門学校の説明会で湖東カレッジの存在を知りその時の担任の先生からの勧めで入学を決意しました。入学してみると、同じ夢を持った友達と優しい先生方がいたおかげで辛い実習も乗り越えることが出来ました。 昨年就職し、春夏秋冬に追われ、あっという間に1年経とうとしていますが、今は子どもに合わせて臨機応変に対応する力を養い、早く仕事をこなせるよう必死に頑張っている所です。行事前など忙しい時期もありますが、子ども達と関わると元気とやる気が出てきます。こんなに笑いながら仕事が出来て幸せな職業だと思います。これから湖東カレッジで学生生活を送られる皆さん、実習などきついと思いますが親切な湖東カレッジの先生方を頼りに保育者を目指して頑張られて下さい。

平成28年度 幼稚園学科卒
児童養護施設  みどり園勤務
木﨑 龍之介さん(県立熊本西高校出身)

私は幼児から高校生までの子どもたちが暮らしている児童養護施設に勤務しています。
様々な特徴を持った子どもたちと一緒に生活していく中で大変な事もありますが楽しく働いています。就職については在学中に進路に迷っているとき、先生に勧めて頂いた就職先に決めました。生徒一人ひとりのことを真剣に思ってくださる先生がいたからこそ、今の私があると思います。皆さんも素敵な先生、同じ夢を持った仲間たちと共に夢の実現に向け頑張ってください。

平成27年度 幼稚園学科卒
白山幼稚園勤務
坂本 由佳さん(県立第二高校出身)

私は、幼い頃からの夢を実現して、今、幼稚園に勤務しています。現場に出てからは、日々の経験が勉強の毎日が待っています。湖東カレッジで頑張ってきたつもりでしたが、もっとあの時勉強しておくべきだったと思うことばかりです。でも、一人ひとりに寄り添いながら全力で保育に取り組むことで、子どもの成長に携わる仕事がどれほど感動的で素晴らしいものかを実感することができます。子どもたちの成長と共に自分自身も成長することを感じています。
私は湖東カレッジに進学し、学生一人ひとりのことをよく見てくださる優しくて熱心な先生方に出会えたこと、たくさんの保育に関する知識・技術を学ばせて頂いたことにとても感謝するとともに誇りをもっています。
これから保育者を目指す学生の皆さん、2年間という期間はあっという間に過ぎます。時には誘惑もあるかもしれませんが、自分の夢を忘れずに限られた時間を大切にして下さい。保育士になろうと思った初心を忘れず強い意志で日々精進して下さいね。皆さんが湖東カレッジを卒業されて一緒に保育現場で仕事ができる日を楽しみにしています。

平成27年度 人間福祉学科卒
熊本市立小学校勤務(教諭)
小野 ありささん(ルーテル学院高校出身)

私は小学校教諭を志して、人間福祉学科(4年課程)に入学しました。湖東カレッジでは、小学校教諭以外にも養護教諭や幼稚園教諭など様々な免許や資格が取得できることも、実践力を備えるための魅力の一つだと思います。在学中は、勉学に励みながら早めに小学校教諭採用試験の二次対策にも取り組んでいました。卒業と同時に新採として赴任し、3年目を迎えました。苦労はあります。けれど、やりがいのある充実した毎日を過ごしています。もっとしておけばよかったと思うことは、読書やボランティア活動です。教師は、人間性も磨いてこそ子どもの前に立つことのできる職業だと感じています。湖東カレッジで、夢を後押ししてくださった先生方や高め合える友人にも恵まれ、最後まで諦めずに夢に挑戦できたことに感謝しています。